競技プログラミングを引退します

本日2014/09/13をもって、YuZakuroは競技プログラミングを引退します。

 

最初に

プロ野球選手の引退会見を見ているとき、いつも「そんなに辞めたくないならやめなきゃいいのに」と思ったことがあります。

ただ、なんとなく今この記事を書いていると、あの時の野球選手の気持ちがほんの少しだけわかるような気がするのです。

競技プログラミングはマイナーなスポーツです。そして、私はその中でも有名な人間、というわけでもなくただの有象無象の中の一人。

ただ、自分の気持の区切りとして、こっそりとこんなところで長い記事を書くことにしました。こんな記事を読むのは余程の物好きだろうと思いますが、それでも読んでもらえると私は喜びます。

 

経緯

引退にそれほど大きな理由はありません。ただ、コンテスト等で勝てなくなってきたのでもういいかな、と思ったのです。

競技プログラミングを知ったのは、中学3年生の時です。金曜ロードショーで放送されたサマーウォーズ数学オリンピックを知り、はじめはそちらに憧れて、JJMOの問題を解いたりしていました。

その頃はちょうどプログラミングを知った頃で、SmallBasicという言語を使って簡単なプログラムを書いていました。

簡単なものとはいえ、プログラミングをしている人は学校には(知っている限りでは)いませんでしたので、自分が特別なことをしていると思っていました。そして、JOIというものを知りました。

代表になれるのは本当に天才のような人たちばかりだとは思っていましたが、もしかしたら自分でも春合宿くらいまでならば行けるのではないだろうかと想像しました。しかし、何をしてよいかわからなかったため、練習をしたりすることはありませんでした。もしこの時に競技プログラミングを始めていたら、或いはもう少し良い成績を残せたのかもしれません。

しかし、JOIのことは気にしつつも何もせずに高専に入学し、しばらく時がたちました。

高専に入学してしばらく立ったある時、ひとつの転機がありました。

部活の一般として、訳もわからないままMagical Jumpを解きました。私が初めて解いた問題です。

その後は、JOIに出たり、SuperConに参加したりしました。この頃は比較的問題を解いていたように思います。

転機は2年生で参加したJOIでした。まず、予選で大きなミスをしました。なんとかボーダーラインギリギリで通過することが出来ましたが、本選では明らかに解ける問題を落とし、Bランクでした。

これは相当にショックでした。しばらく問題に触れたくないと思い、問題を解くことをやめてしまいました。

やがて、生活の中で競技プログラミングが占める割合は減り、他のプログラミングをするようになりました。そのうちに、2年生たちが腕を上げ私は勝てなくなっていました。

夏休みには、インターンシップに参加しました。インターン先ではWebアプリケーションを制作し、最終日の成果発表会で、5つの企業の内2つの企業様から企業賞を頂きました。このことで、私は競技プログラミングよりもWebプログラミングのほうが向いているのではないかと思い、引退を強く意識するようになりました。

インターン最終日の翌日、つまり今日ですが、パソコン甲子園の予選に参加しました。朝、寝坊をしてしまい、30分遅れの参加でした。結果は、2番, 5番, 6番しか解けませんでした。最後の10分は問題が閲覧できない状態になり、最後の2分は問題が提出できない状態でした。しかし、そうでなくても10分では1, 2, 3番を解くのが限界だったでしょうし、問題を印刷していなかった私が悪いので運営に文句をいう気はありません。

私が3問しか解けない中で、後輩のチームが8問解いていたのをみて、私は引退を決めました。

 

これからのこと

大きくこれまでと変わることはありません。

SRMにもCFにもARCにも参加します。

しかし、ICPCなどのコンテンストには参加しません。

普段から問題を解いたり勉強したりはせず、気が向いた時にSRMなどのコンテストに出て楽しむ程度になると思います

競技プログラミングをやるなら引退じゃないと思われる方もいるかも知れません。しかし、プロ野球選手が引退しても指導者になったりするように、私は競技プログラミングをやめても、コンテストに出なくなることはありません。

私の引退とは、競技プログラミングを頑張ることをやめる、ということです。

ひょっとしたら、また精進したくなって復帰するかもしれませんが、それはそれで良いと思っています。

 

いろいろ

競技プログラミングを通してお世話になった、また仲良くなった

cubicさん

Allenさん

reewくん

spadeくん

chokudaiさん

ravenくん

Divくん

をるふちゃん

白瀬さん

ちぎちゃん

虹の龍くん

その他、たくさんの方々に感謝します。

これからも仲良くしましょう。

(もっとたくさんいる気がします。仲良くしてるのに私かかれてないですって人とか、あの人かかれてないですって心当たりのある方は連絡ください)

 

私としては、この引退を撤回したいと思えるくらい、またやる気が出ればいいなと思っています。ICPCは出ないかもしれないけれど(というか大学行かないかもしれないけど)、社会人になった時にはもっとコンテストも増えているでしょうから、その時に頑張れれば良いな。

そういう意味では、引退、ではなくしばらくのお休み、と言い換えたほうがいいのかもしれません。

ともあれ、頑張る競技プログラミングとはしばらくのお別れです。楽しむ競技プログラミングとは、これからも仲良しです。

 

戦績

  • JOI2013 本選Cランク
  • SuperCon2013 本選15位
  • PCK2013 予選6完0WA
  • JOI2014 本選Bランク
  • SuperCon2014 予選落ち
  • PCK2014 予選3完2WA