高専を辞めたいあなたへ

はじめに

イレギュラーな高専生の観点から、高専を辞めたい人へのアドバイスを真剣に書きます。また、順風満帆な高専生活を送っている人も「こういう人も居るんだなあ」とは思ってもらえるのではないでしょうか。

学年別アドバイス

高専を辞めたいと思った時、どのような行動をするべきか。それはあなたが何年生かによって異なります。

1年生

いろいろなものを見ましょう。1年生には時間も選択肢もたくさんあります。

部活を覗きに行ったり、研究室に遊びに行ったり。特に人がいない場所では、一年生は歓迎されます。

そもそもその分野に興味が持てない場合には、転科という選択肢があります。また、そもそもその分野のおもしろさにまだ気付けていない可能性もあります。高学年になって、専門科目の面白さに気づいたという方も多いです。

どうしてもダメそうなら、高校に入り直すことを考えましょう。高専の入試はどこもそれなりに難しいので、地元の公立高校に入り直すのはそれほど難しいことでは無いはずです。1年遅れることへの抵抗感はあるかもしれませんが、あまり気にしないようにしましょう。無理して高専に残れば、5年か、それ以上の時間を無駄にする可能性すらあります。

2年生

一年生と同様、専門科目に関してはまだ面白さがわかっていないだけという可能性があります。ただし、この段階でほんの少しも面白さを感じないのならば、その分野はあなたに会っていない可能性が高いように思います。

高専を辞めるのならば、大学受験を考えましょう。この段階から高校に入り直すよりは、高専に通いつつ大学受験を目指すのが良いでしょう。高専の3年生はそれなりに忙しいので、早めから少しずつ受験勉強をすることをおすすめします。

どうしても高専を辞めたい場合は仕方ありませんが、できるだけ辞めないことをおすすめします。高専の3年生を修了すると、大学を受験することができますが、2年生でやめてしまうと、高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格する必要があります。また、途中で高専に残りたくなる可能性も無いわけではありません。

3年生

急いで受験勉強を始めましょう。勘違いしている人も多いのですが、受験するのに高専を辞める必要はありませんし、合格しても高専に通い続けるという選択肢もあります。本当に辞めるかどうかは、合格してから考えても遅くありません。

また、担任の先生の理解を得られる場合は、推薦入試すら利用することが可能です。

4年生

よほどの理由がない限りは、卒業まで待つことをおすすめします。

普通に大学受験をするよりは、編入から入るほうがお得なことが多いです。ただし、文転など特殊な理由がある場合はこの限りではありません。

5年生

ここまで来たなら卒業しましょう。どんな道を選ぶとしても、卒業しない理由はありません。学歴は思ったよりも役に立ちます。

さいごに

自分だけを信じましょう。他者からのアドバイスを聞くのは良いですが、最終的には自分が信じる道を選びましょう。あなたの直感は、常にあなたがやるべきことを知っているのですから。

もちろん、それが失敗を招くこともあります。しかし、他人のアドバイスに従って失敗し、その原因を他人に押し付けるよりはよほど良いというものです。